icon_6m_128どんなに考えてみても志望動機がぼんやりしている、どこの企業でも当てはまるような内容になっている気がする、見直してみると自分でも納得感がない…そんな悩みを持つ人は少なくありません。志望理由は面接で必ず聞かれ、そして選考に大きく影響する内容ですので、志望度の高い企業ほど抜かりなく考えておきたい内容です。ここでは、志望動機をより明確に、企業に響く内容にブラッシュアップするためのポイントをご紹介します。

志望理由があいまいになる最大の要因

志望理由があいまい…こういった悩みを持つ人たちには、必ず共通点があります。それは「応募企業との接点が少ない」ということです。

自分の好きな人、モノ、食べ物、場所などなど、日常生活において自分が「好き」と言えるものについて、どこが好き?と聞かれれb具体的に答えることができますよね。それは、自分自身がそれに実際に触れたり、自発的に情報を集めたり、自ら接点を持っているからできることです。では転職活動において、そういった自発的な行動はしていますか?

簡単なようで意外とできていないことが多く、また目をそらしている転職者が多いのです。なぜなら、それなりに時間も手間もかかることだからです。仕事が忙しくて時間が取れなくて…インターネットで調べても情報が少なくて…といった言い訳はやめて、本当に入社したい企業なのであれば、本気で情報を集めたり、積極的に接点を持ちに行きましょう。

転職は義務ではありません。自分の将来ための選択ですので、本気でその選択をするのであれば時間や労力を投資しましょう。では具体的にどのように接点を持つのか、一部例をご紹介します。

調べる=知識

これについては多くの人がやってみようと取り組んでいると思います。ただ、インターネットだけに頼り切っていませんか?企業について調べる上で大切なことは、下記の2点です。

  • 志望企業の基本情報を押さえる
  • 最近の企業動向を押さえる

さて、ここで質問です。新聞は読んでいますか?もしギクッとした方は、少し新聞を読む習慣づけをしてみましょう。別に新聞を読んだところでその会社の情報が入ってくるとは限らないと思っている人もいるでしょう。しかしそれは普段読んでいないからです。新聞には日々様々なトピックスが掲載されています。その企業名が見出しに出ていなくても、業界動向についての記事の中に志望企業の情報が出ていることもあります。筆者のおすすめはやはり日経です。モバイル版も充実しているので、通勤途中にチラ見でもOK。初めは苦痛かもしれませんが、ぜひ取り組んでみてください。視野が広がり、社会人としてもレベルアップができるはずです。

もちろんインターネットもかなり重要な情報源です。新卒採用を活発に行っている企業の場合は、新卒採用サイトのチェックも必須です。リクナビ、マイナビなどの新卒採用専門のサイトには、かなり多くの情報が掲載されています。新卒採用のために、学生向けにわかりやすく、かつ詳しく企業情報を紹介しているので、情報源としてはかなり役に立つでしょう。

動く=体感

これは実際に行動して、企業とのリアルな接点を作るということです。例えば、店舗に実際に行ってみる、イベントに参加してみる、サービスを体験してみる、商品を購入してみるなどなど。特に同業界で転職を希望する人の場合、それぞれの違いが何かを認識していることは特に重要です。そしてその違いは自分で体感してみないと、自分の言葉では語れないものです。

面接のためにこの「動く」が出来ていない人は、実はかなり多いのです。特に女性にその傾向が強いように感じられます。確かに、時間は必要、場合によっては多少のお金もかかる、仕事が忙しくてなかなかやる気が起きない…とにかく一見面倒です。しかし、転職は人生において大きな決断であり、大きな分かれ道です。その選択が後々自分の生活に大きな変化をもたらすと考えるのであれば、その一瞬のめんどくささは目をつぶりませんか?

この「動く」ができるだけで、志望理由にぐっと深みが出る上に、オリジナリティが出るのです。ぜひ重い腰を上げて取り組んでみてください。

志望動機が「思いつかない」は要注意

明確な志望理由にならないという以前に、志望動機が思いつかないという結論に至った場合は要注意です。そのまま選考を受けるのかどうか、根本的に考え直すことをおすすめします。

筆者が転職エージェントとして面接対策をしていたころ、志望動機が思いつかないと言う人たちには必ず共通点がありました。それは自分の意思でその企業を志望していないということです。コンサルタントにすすめられたから応募してみた、友人が転職して良かったと言っていたから志望してみた、スカウトメールがきたから応募してみたなどなど、この会社のここが良いから志望したという理由が一つも出てこないのです。

もし心当たりがある人は、一度考えてみてください。もし明確な志望理由がなく、なんとなく面接を受けようと思っているのならば、それはやめましょう。自分の時間を浪費するだけではなく、担当者の時間を潰す上に企業に失礼です。ぜひ社会人として恥ずかしくない振る舞いをしましょう。