icon_1r_128「あなたはどんな人?」と聞かれて、欧米人はまず自分を肯定的にとらえた表現をする傾向が強いのに対し、日本人は否定的なことから話し出す傾向があります。民族的な傾向なので、必ずしもそれがダメというわけではありません。しかし悪いところばかりを探して相手に伝え続けても、お互いに何のメリットもありませんよね。転職活動もそれと同じです。

面接で「あなたの強みは?」と聞かれればそれを答えますが、「自己PRをしてください」と急に言われて戸惑うという経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。自己PRをするためには事前の自己分析が必須です。でも自分自身を否定的にとらえがちな日本人の場合、自己分析に苦手意識を持つ人が多いのです。特に女性の場合、視点を変えて物事を見るということに苦手意識を持っていることも多く、一度迷路にはまってしまうとそこから抜け出せなくなってしまいがちです。

ここでは、自己分析でそんな壁にぶつかってしまった女性のために解決策を提案したいと思います。下記の手順で自己分析を進めてみてください。

①いっそのこと自分のダメなところを探しつくす

自分の悪い点ばかり見えてきてどんどんネガティブになり、落ち込んでしまうことはありませんか?自己分析中にそんな気分になった人の多くは、やる気をなくし、考えることを中断してしまったり、目をそらしてしまったりします。しかしそれらから目をそらし、逃げ続けても何も前には進みません。

自己分析をしていてそんな気分になったら、いっそのこととことん落ち込んでみてください。自分の苦手なことや、過去の苦い経験、失敗した経験、人から指摘されたことなど、思い出したくないことや直視したくないことをとことん並べてみるのです。なんでそんなことしなきゃいけないの?と思うかもしれませんが、結局これが自己分析の近道になります。ポイントは「とことん落ち込むこと」です。

②過去の失敗や自分のダメなところは結局今どうなっているかを整理して

欠点や失敗を振り返るだけではなく、それがその後どうなっているかという時間軸でも考えておいてください。失敗を振り返って、自分の欠点はその後改善されていますか?ダメなところをどう修正していこうと思っていますか?

もし何も前に進んでいない、改善できていないと思うことがあれば、またとことん落ち込みましょう。そして、これからそれをどう改善していけばいいのかを真剣に考えてみてください。

もし何か前進している、自己改革をしていると言えることがあれば、次のステップに進みましょう。

③嫌なことを出し切ったら自分を褒める時間

自分のダメなところについて考えきったら、次は開き直って自分を褒めてあげる時間にしてください。①、②の過程でネガティブな要素は出し尽くしたうえで開き直って考えるので、「これが私のいいところ、でもやっぱり…」といいところを否定するような要素が出にくくなっています。

また、ダメなところは出し切っているので、自分のいいところは見えやすくなっているはずです。自分にこんないいところがあったのかという再発見もあるかもしれません。失敗から何か前進していること、改善できていることがあれば、それも自分のいいところと認めて褒めてあげましょう。

日本人女性は自己肯定に苦手意識を持っている人が多い傾向があります。こんなことで褒められない、他人から評価はされないと思うようなことでも構いません。大切なのは自分で自分を褒め、自信を持つことです。他人の目を意識することなく、自分で自分自身と向き合い、自分を認めてあげてください。いつも頑張っている自分自身を褒める時間をしっかりと持ちましょう。

失敗やダメなことほど力になる

いかがでしょうか?物事を感情で考えやすく、それに左右される女性は多いはずです。なかなか客観的に冷静に見れないのであれば、いっそのこと感情に身を任せて自分のことを考えてみるというのも一つの手段になるのではないでしょうか。自分の弱みや欠点を落ち込みながらも見つめ、それが終わったら今度はいいところを褒めてあげる、この過程を通ればおのずと自己分析は進んでいきます。

月並みですが「失敗は成功のもと」という言葉通り、人間は失敗やダメなところがあるからこそ成長できるものです。むしろ失敗や挫折を知らない人の方が臆病になり、自分自身を成長させられないことが多く、これから先の成長の幅も小さくなりがちです。もしこの方法で自己分析をして、とにかく落ち込むことが多いようであれば、それは今後の自分自身の成長幅が多くあるとも言えます。失敗をどう乗り越え、何を学んだのかということは、特に大切にしましょう。